こんにちは。
カラー診断士のERIです。
今回は、私が5年間勤めていた
大阪の「化粧品メーカーの
マーケティング企画室でどんな事してたの?」を
簡単に少しだけ
まとめてみようと思います。
私が勤めていたのは創業80年ほどの大阪の
化粧品メーカーでした。
▼化粧品が出来上がるまでの流れは▼
・どんなものを作るか コンセプトを考え
・パッケージを デザイナーさんに依頼し
・ターゲットの好みや流行をリサーチし
・化粧品の 成分を研究室で作り
・香料を香料メーカーに依頼して付けて
・とろみや質感を検討し
・紫外線に当てたり劣化を検査し
(実際にはもっとある)
・試作品を試し
・営業の方が製品を使い
・営業トークを考えられたり
・製品の中身やパッケージチェック
・製品撮影、モデル撮影、イメージカット撮影
・良さをHPやチラシ・ポスターにして
・お店に並ぶ什器スタンドやPOPを考え
〜
〜
と色んな過程が途中、省かれましたが…汗笑
ピンク部分は
私のいた企画室のしていた仕事です。
化粧品メーカーって沢山あるように
感じると思うのですが
実は、実際に化粧品の中身を作っている会社は
全体の化粧品会社の2%なんです!!
多くの化粧品会社は、
中の成分を作ってもらうために
研究室や開発室のあるメーカー、
他社へ依頼しています
これをOEMといいますネ
マーケティングの知識は
実践の中で、
実務でトライ&エラーを続けながら
上司に教えてもらいながら
沢山学ぶ事ができました。
コスメ商品のリサーチ
今最も売れている製品は?
どういう流行の流れがある?
ドラックストアコスメで人気な製品は?
デパートコスメで最も人気な製品は?


テスターを試してみたり。
しっかりチェックしていきます。
デザインディレクション:リーフレットやチラシをデザイナーさんへ発注

リーフレットやチラシの”デザインディレクション”も
していましたが
各ブランドさんの今期リーフレットを集めて
どんなデザインか?どんなテイストか?
どんな色物(コスメカラー)が多いか?
どんな説明文?文字フォントは?
と、リサーチしながら構成や内容・デザインを考えていきます。
モデルさん撮影・製品撮影
スタジオでカメラマンさんと共に
モデルさんに来て頂いて
スキンケアのイメージ撮影をしたり
製品の正面写真やテクスチャの素材撮影も行います。
撮影前には、どんな風に完成イメージを取るのか。
モデルさんはどんな方に来て頂くのか。
身長は?肌色は?髪の長さは?年齢層は?
よく考えてカット数や時間を考慮しながら進めます。
イベント出展:展示会やフェアでの企画・自社コスメ紹介・お客様との交流

*プリマビスタさんは、他社さまの製品です
化粧品イベントに出展して
イベント企画をしたり、お客様と交流したりする事もあります。
毎日毎日、泥臭く
どうやったらお客様の気持ちに届くか?
どんな事に悩んでいるのか?
知識は実践する事で
体得できるという事が
私は身を持って体験していました。
でも、知識を沢山集めても
実践できない人も
特に女性は多いんです。
そんな、私だからお伝えできるような
ノウハウも
「パーソナルカラー診断ができる様になるための講座」では
盛り込んでお伝えできればと思っています。
さて、
今回は簡単にまとめてみましたが
それぞれを詳しくご説明すると
またとっても長くなるので
今回はこの辺で失礼します(^O^)ノ